今回は、これまで読んだなかでも特に印象に残っている小説を7冊紹介します。
楽しく読める青春小説から、泣ける作品、伏線回収が面白いミステリーまで、ジャンルはさまざまです。
大きなネタバレは避けて紹介しますが、物語の設定や序盤の内容には触れています。何も知らずに読みたい方はご注意ください。
※ブログ主は雨穴さんの小説が好きです。
『オー!ファーザー』著者:伊坂幸太郎
あらすじ
高校生の由紀夫には、父親が4人いる。タイプの異なる父親たちと少し変わった日常を送っていた由紀夫は、ある出来事をきっかけに思いがけない騒動へ巻き込まれていきます。
読んだ感想
まず、4人の父親が仲良く暮らしているという設定からして面白い。母親はミステリアスすぎるし、その環境で育った息子もおもしろい。個性的な家族の会話も楽しく、どんどん読み進めたくなります。
こんな人におすすめ: 変わった家族の物語や、テンポのよい会話を楽しみたい人
『キケン』著者:有川浩
あらすじ
成南電気工科大学の「機械制御研究部」、略して「機研(キケン)」。少し危険で個性的な先輩たちを中心に、騒がしくも全力な大学生活が描かれます。
読んだ感想
かなり前に読んだ作品ですが、「青春だったな」「面白かったな」と今でも覚えています。大人になってから読むと、夢中になって過ごした学生時代の尊さも感じられそうです。
こんな人におすすめ: 仲間と全力で楽しむ青春物語が好きな人
『スイッチを押すとき』著者:山田悠介
あらすじ
自ら命を絶つためのスイッチを渡され、施設に閉じ込められた子どもたち。そのなかには、7年間もスイッチを押さずに生きている4人がいました。彼らと一人の監視員を中心に、過酷な物語が動き始めます。
読んだ感想
友達に勧められて読んだ作品です。切なくて、私はかなり泣きました。設定は重いですが、「生きるとは何か」を深く考えさせられ、読み終わったあとも心に残りました。
※命や自死を扱う作品のため、つらい描写が苦手な方はご注意ください。
こんな人におすすめ: 切ない物語や、読後に深く考えられる作品を読みたい人
『モニタールーム』著者:山田悠介
あらすじ
刑務所の地下にあるモニタールームで、無数の画面を監視するだけで高収入を得られる仕事。その不自然なほど好条件な仕事には、想像もできない秘密が隠されていました。
読んだ感想
最近読んだ作品です。単独でも楽しめますが、『スイッチを押すとき』を読んでから読むと、より面白さを感じられると思います。2作品のつながりに気づいたときの感覚も楽しんでほしいです。
※命や自死を扱う作品のため、グロい描写・つらい描写が苦手な方はご注意ください。
こんな人におすすめ: 極限状態を描いた物語や、作品同士のつながりを楽しみたい人
『変な家』著者:雨穴
あらすじ
知人が購入を検討している中古住宅。その間取り図には、用途の分からない不自然な空間がありました。設計士の栗原さんと間取りについて考えていくうちに、家に隠された奇妙な可能性が見えてきます。
読んだ感想
雨穴さんの作品はどれも好きですが、『変な家』は初めて読む人にも入りやすいと思います。小説・漫画・映画では表現や内容に違いがあるため、それぞれを見比べるのもおすすめです。奇妙な謎が繋がっていく感覚がすごく面白いです。
こんな人におすすめ: 間取り図や違和感から謎を考えるのが好きな人、建築家関係の人、間取りが好きな人
『変な絵』著者:雨穴
あらすじ
ブログに投稿された女性の絵、子どもが描いたマンションの絵、ある人物が残した山の絵。一見すると関係のなさそうな複数の絵には、思いがけない秘密が隠されていました。
読んだ感想
つながらないように見えた出来事が、少しずつ一つにつながっていく感覚が面白すぎます。伏線が徐々に回収されていくため、最後まで目が離せなくなりました。初めは何が繋がってるのかわからないほどバラバラに見えるのに繋がった瞬間鳥肌が立ちます。
こんな人におすすめ: 伏線回収や、点と点がつながるミステリーが好きな人
『変な地図』著者:雨穴
あらすじ
栗原さんの祖母は、正体不明の古地図を握りしめたまま不審な死を遂げていました。地図に描かれた奇妙なものを手がかりに、栗原さんが過去の謎を追いかけます。
読んだ感想
『変な家』にも登場した栗原さんが、物語の中心となる作品です。地図を見ながら一緒に謎を考えられるため、探偵になったような気持ちで楽しめます。栗原さんが好きな人にもおすすめです。
こんな人におすすめ: 地図や図を使った謎解き、栗原さんの活躍を楽しみたい人、昔の村や呪いが好きな人、
気になった作品から読んでみてください
明るい青春物語を読みたいなら『オー!ファーザー』や『キケン』、切なくて考えさせられる作品なら『スイッチを押すとき』がおすすめです。
伏線回収を楽しみたい方には、雨穴さんの「変な」シリーズがぴったり。どれも違った面白さがあるので、その日の気分に合わせて選んでみてください。
皆さんが今でも印象に残っている小説も、ぜひ教えてください。


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